カマネコお花見ケイビング
in 2008.4.20


日時:2008年4月20日(日)10時〜16時
活動内容:青龍窟(田代の岩屋〜東洞口)
参加者:7名

活動報告:
 8時、佐賀大学にて真弓大介さんと犬伏 歩さんを染谷車に乗 せて出発。真弓さん(男性ですが、姓名で呼ぶと女性名のようでややこ しい)は、筑波大の院生さんで、染谷の研究室に約3週間、研修 に来ている。土日もない実験生活だけど、ぽっとスケジュールの開いた 日曜日に参加してみようということになったのであった。犬伏さん(わ んちゃん)は、愛媛大を卒業して4月から染谷の研究室の修士 1年生。
 上々の天気の中を会長に高速を飛ばす。10時少し前、ひらおだ い自然観察センター前の駐車場に到着。すでに田中孝宜さん、白土昌子 さん、石田登規男さん、坂本恵子さんが到着していた。満開のヤマザク ラの下で、二人にカマネコメンバーを紹介する。石田さんは「84 歳、りっぱな後期高齢者です」と自己紹介。たぶん日本最高齢の現役ケイバーだろう。
 せっかくなので少し時間をもらって、平尾台が初めての二人をセン ターに案内する。特設展は平尾台の花の写真展。いつも平尾台で馴染み のある花々がカラー写真で1種類ずつパネル展示されている。い つもよく見る花ばかりだけど、すぐに名前を忘れてしまう。老化現 象!?というか、花の名前は20代に覚えたもの以外はほとんど覚 えない。
 10時20分、3台の車に分乗して、出発。茶が床に 車を置こうと思ったら、今日の晴天で客足が早く、駐車場はほとんどいっぱい。目白洞の近くに車を止める。田中さんに事務所へ挨拶に行っ てもらう。着替えて、羊群原(ようぐんばる)をバックに恒例の記念写 真(写真1)を撮って、出発。目白洞の小道には、珍し や、シロバナタンポポが満開(写真2)。
 さわやかな風に吹かれてのハイキングは、快適! 途中、パトロール 中のセンターの藤井さんに出会う。ちょうど通り合わせたハイキングの 一行になにやら自然解説中。サクサクと進んで、鬼の唐手岩。11 時半、昼食。ここでの昼食は久しぶり。由布岳がかすかに見える(写真3)。
 12時10分、出発。ハルリンドウやスミレが道沿いに一 杯。12時35分、田代の岩屋(写真4)から入 洞。石田、坂本、白土、真弓、染谷、犬伏、田中の順。さっそく、初心 者の二人から歓声が上がる。「ひゃー、こんな狭いところから入れる の〜?」「くっ、暗いですう」 石田さんは先週も入ったとかで、もう このルートはスイスイだ。田代の岩屋の下で、お約束通り染谷が詰まっ て難儀。恵子さんも昌子さんもスイスイなのに! この辺は狭いルート 続きなので、真弓さんも犬伏さんも嬌声を上げて楽しんでいる。二人ともスリム体型で身が軽い。それにしても、犬伏さんのテンションの高さ は見事。どんちゃん(ウエディング写真を洞窟で撮ったカマネコ会員) のノリに似ている。白滝ホールへの出口で恵子さんが右足を鍾乳石の隙 間にスタック。十分ほど難儀したが、無事通過。滝を見て、クリスマスルート(写真5)、ケイブパール支洞経由で九大記念ホールに、14時50分到着。この辺まで石田さんの先導に迷いは ない。それにしても、今日は滴下水が多い。水も心持ちいつもよりは冷 たく、皆の体から上がる湯気で写真の画面が真っ白になりがちで、良い のが撮れない。
 お茶をして(いつもより砂糖を入れすぎた!)、恒例のライト消し。 「この指何本」もやるが、真弓さんはとうとうタネが分からずじまい。 う〜む、それで科学者が務まるだろうか?! 自然科学でなくて言語学 の問題だから、専門が違う? 15時15分、出発。普通に本流沿いに下ると、「滴下水」 が滝になっていた。岡田さんちでキクガシラコウモリ5,6頭を 見て、東洞口から出動。15時半。田中さんは川で洗濯したそうだった が、着替えを持ってきていないので、目白洞に向かう。晴天でさわやか な風が気持ちいい。16時10分、目白洞。管理人さんが帰りたそ うにしていたので、車を目白洞の敷地から移動し、着替え。茶が床で ミーティング、記念写真、解散、17時20分。 染谷らは、高速を飛ばして佐賀へ。佐賀大和ジャスコの回転すしで夕 食。今日のさわやかな風に生ビールで乾杯。帰りは代行を呼んで、佐賀大経緯で小城に。【染谷】




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